義理の兄への秘めた恋。
そして、もう一人の“あの人”が、ずっとそばにいた―。
中国アプリ「DramaBox」で話題のラブサスペンス『恋の野火』。
長らく日本語のネタバレ情報が出回っていなかった本作を、最終話まで含めて完全ネタバレでご紹介します。
それでは、さっそく見ていきましょう♪
『恋の野火』あらすじ
yukko『恋の野火』あらすじ♪
園原紅葉は、義理の兄・裕介に密かに恋心を抱いていた。
その想いは許されないものだと理解し、5年前に海外へと身を引く。
帰国後、紅葉は起業のために友人と会社を立ち上げる。
再び裕介と再会するが、彼には婚約者・遥香がいた。
しかし、紅葉と裕介の間にはまだ「言葉にしなくても通じる想い」が残っていた。
そしてもう一人――裕介の親友・神室昭久が、紅葉に静かに近づく。
ネタバレ①|義兄への想いと、押し殺した恋心
裕介と紅葉は義兄妹。
紅葉は彼への恋心を胸に秘めていたが、義母の言葉や社会的な立場により、その想いを諦めていた。
再会後も、裕介が見せるさりげない優しさや、視線に触れるたびに、気持ちは揺れる。
けれど紅葉は何度も自分に「これは家族の感情」と言い聞かせる。
婚約者・遥香を紹介されるパーティーで、二人の距離が遠のいていく。
yukko義兄の裕介が、さわやかなイケメンでカッコイイ♪
ネタバレ②|昭久の“静かな愛”と、紅葉をめぐる影
yukko紅葉に執着する男・関田宗也がしつこい!
神室昭久は、紅葉の過去をすべて知った上で、彼女を見守り続けていた人物。
紅葉に近づくのは計画的だったが、それ以上に「守りたい」という気持ちが強かった。
紅葉に執着する男・関田宗也は、育ての親を罠にかけるなど卑劣な手を使って紅葉を苦しめる。
そのたびに、紅葉を救ったのは昭久だった。
次第に紅葉の中でも、昭久という存在が大きくなっていく。

毎回紅葉の危機を救う昭久がイケメン♪
ネタバレ③|誘拐・銃撃・そして眠り続けた1ヶ月
クライマックスでは、宗也が紅葉を誘拐。
昭久と裕介が救出に向かうが、昭久が銃撃を受けて昏睡状態に。
1ヶ月間目を覚まさない昭久のそばで、紅葉は看病を続ける。
その中で思い出す――
小さな頃に出会った昭久に、自分が飴を差し出した記憶。
あの瞬間から、昭久は紅葉を想い続けていた。
ネタバレ④|選んだのは“兄”ではなかった

紅葉の心が、いつの間にか裕介よりも、昭久に惹かれ始める♪
やがて昭久が目を覚ます。
病室で再会した紅葉は、静かに昭久に気持ちを伝え、2人は抱き合いながら愛を確かめる。
一方で、裕介はすべてを理解し、
悲しげながらも「もう止められない」といった表情で身を引く。
紅葉が選んだのは、血のつながりも、家族としての関係もない、
けれどずっと自分を想って守り続けてくれた人・昭久だった。

義兄裕介も寂しそう・・
ずっと大事にしていた紅葉が、離れていくのが・・
個人的には、裕介が私の好みです♪
昭久は、無口だけど、いつも紅葉を陰から支え、命がけで守ってくれる。
宗也から紅葉を全力で守るシーンは感動!
ラストシーンの演出が秀逸すぎる
最後は、紅葉が空港に降り立つシーン。
この物語の“最初”と思われていた場面が、実は昭久が紅葉を「4時間前から待っていた」という真実が明かされる。
「あの時から、君を迎える準備はできていた」

回想と現在が交差し、すべての伏線が美しく回収されて幕を閉じる。
感想まとめ|“静かな愛”が心に沁みる名作
yukko『恋の野火』は、単なる恋愛ドラマではありません。
「言えなかった想い」「一方通行の愛」「傷つきながらも誰かを守る強さ」
そういった静かで深い感情の積み重ねが物語を彩っています。
- 禁断の恋の切なさ(紅葉と裕介)
- 守られる安心と信頼(紅葉と昭久)
- 執着と暴力の象徴(関田宗也)
登場人物すべてに“理由”があり、“傷”があり、“選択”があります。
全74話と長編ですが、ラストまで見るとすべてが報われるような、美しい余韻が残る作品です。
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