中国発の話題ショートドラマ『あなたが壊したもの』が、ついに最終回を迎えました。
複雑な人間関係、予想を裏切る展開、そして心揺さぶるラスト——そのすべてがSNSを中心に大きな反響を呼んでいます。
この記事では、最終回のあらすじと結末をネタバレありで詳しく紹介します。
※この記事はネタバレを含みます!
未視聴の方は、あらすじパートを読む前にご注意ください。
ストーリーの核心部分に触れていますので、ご自身のタイミングでご覧いただくことをおすすめします。
『あなたが壊したもの』とは?イントロダクション

『あなたが壊したもの』は、全81話からなる中国のショートドラマです。
1話が数分程度と短く、テンポよくストーリーが進むため、ついつい一気見してしまう中毒性のある作品でした。
主人公・黒川静江は、孤独で過酷な家庭環境の中で育ちながらも、自立して人生を切り開いていく芯の強い女性。
そんな彼女の前に現れたのが、ボディーガードとして雇われた本間郁人。
最初は頼れる存在かと思いきや、物語が進むにつれて衝撃の事実が明らかになります。
信頼と裏切り、愛と執着、そして再生。さまざまな感情が交錯するドラマでした。
最終回のあらすじ(ネタバレあり)

最終回のあらすじ(ネタバレあり)
郁人の再登場と、命を懸けた告白
静江と相馬の結婚式当日、郁人が式場に現れます。
「自分が本当に好きだったのは静江だった」と気づいた郁人は、命を懸けて気持ちを伝えようとします。
結婚式は、中止になり『1週間後に戻る』会場を郁人と会場をでます。
郁人の家に連れてかれた静江。
思うように静江が、心を開いてくれない。
彼は4つのグラスを用意し、そのうち1つに毒を仕込み、ランダムに飲み始めます。
最後のグラスを手に取る郁人を、静江は止めません。
そのまま彼は崩れ落ち、動かなくなります。
静江の中に芽生えた新たな覚悟
相馬の母から渡された手紙の束により、相馬がずっと静江を想い続けていたことが判明し、小さい時から出会っていたのでした。
郁人の命がどうなったかを確かめることもせず、静江は相馬の家に戻ります。
そこへ、五十鈴が静江の命を狙い、相馬が静江をかばうシーンが感動的なシーン!
静江と相馬 奇跡の結婚式─本当の愛が報われた瞬間
式の中で相馬が「容体がよくない、生きてるだけで奇跡」とつぶやいたとき、静江は静かに、『もういい』答えます。
ラストシーンのキスシーンで幕を閉じます。
最終回の考察と感想まとめ
私が最終回を見て一番感じたのは、「愛すること」と「依存すること」はまったく別物だということ。
郁人の行動はどこまでも一方的で、自分の感情を押し付けるものでした。一方、相馬はただ静江を想い、静かに見守っていた。
静江が選んだのは、“守られること”ではなく、“自分で立つこと”。
誰のことも恨まず、ただ前を向いて生きていく姿が本当にかっこよかったです。
ネット上でも、「静江の“もういいよ”に泣いた」「ラストに救われた」といった声が多く、私も強く共感しました。